池上彰の「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズが面白い
著名なジャーナリスト池上彰氏の「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズが面白い。過去からシーリズ化しているので当時の状況とその後の結果を比べながらコレを聞くとなるほど、当時の期待とその結果という形で見れるので面白いなと思う。
知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 角川マーケティング(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/10
- メディア: 新書
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まだ、最初の方をAudibleにて聞いただけなので最新版までは追いついてはいないが自民党から当時の民主党への政権交代時の内容などがあったりとかオバマ政権当初の話。ロシアのプーチン−メドベージェフ時代の話、習近平になる前の中国など、過去を忘れているなと実感。
池上彰氏の政治に対する考察も面白い。「民主主義」とは何かという部分や、アメリカの確定申告から税金に対する姿勢など。
それぞれの時代を違う視点からの本で読むのも面白いけど、定点観察で一人の人がまとめている本もこれもまた面白いと思う。
政治学とかそういったものをきちんとした体系で勉強したことはないが、歴史は事実の羅列ではなくて、当時の期待と予想、その結果という風にして連綿として組み立てられているものなのだということを改めて感じた。
そして、自分がその歴史の一員なんだと実感できる。