さいとうこうたろう物語

ノマドワークに憧れるサラリーマン。新しい働き方に興味津々。

AIが画像を学ぶ 深層学習ってかっこいいじゃないか! 2016/02/27

はいさい。

データセクション株式会社という企業がある。この企業はメディア分析ツールを提供している企業で、SNSツイッターなどのビッグデータを分析するのを助けるというもの。

データセクション株式会社 | ソーシャルメディア分析ツールを提供

統計データはかたよる。これは全体調査ではない以上仕方ないし、例えばネット上のデータであれば、それはあくまでネットを利用する人の一部の意見でしか無い。ただ、その量が多くなれば多くなるほど、傾向として捉える価値があるので、ビッグデータは膨大な量のデータを扱うことによってその信用性を向上させるのだ。

今まで文字列データであればそれを捉えるのは難しくなかった。文字列の検索などはGoogleなどの検索技術で確立されている技術だし、何気なく使われているとてつもない技術である。

データセクション 人工知能(ディープラーニング)を活用した新サービス「利用シーン発掘サービス」提供開始 | データセクション株式会社

そして、この企業が今度画像データから商品を分析できるようにするという。

ディープラーニングと呼ばれる学習技術を用い、探せるようにするというのだ。商品名は書かれていないが、写真として現れているものを捉えられるようにするという。確かに自分でアップロードするときも写真をアップするときに商品名ではなく、大きなカテゴリーだけでしか書いていないことが多い気がする。

商品名まで記載しているとあまりに推薦しているように感じるからだろうか。何気ない日常報告で、軽くとった写真をアップするという場合に、この機能は役に立つだろう。ただ、そういった情報にどこまで価値があるという問題もある。百聞は一見にしかずという諺の通り、写真で撮影することにより状況を代弁させるというのは世間的には多くありえるだろうけど、その写真がポジティブなのかネガティブなのかはなかなか難しいと思う。写真のとり方もうまく撮れる人とそうでない人でニュアンスは変わってくることもある。結局のところビッグデータはデータでしかなく、その情報をどのように活用するかという利用者側の力量にかかってくるのだろうが。

しかしながら、こういったデータ解析能力の向上は世界に新たな見識を与えてくれると言わざるをえない。今までは情報を分析するというのはあくまで限られた情報から全体像を想像して、それが実情と合致していた人がスキルとして現状を正確に見れる人であった。しかしこうなってくると、いかに情報を取るかという観点でそれを正確に理解できる人も現状を把握できるようになる。

これは大きい。限られた情報から全体像を想像するというのは感覚的な部分が大きく、他人へと拡張するのが難しいが、情報の分析はマニュアル化できる。すなわち技量が技術により汎用化されるということだ。

スキルの持ち主の仕事がすぐに無くなるということはないだろう。データを集め、分析し、傾向から答えを出すというのは時間がかかる。スピード感が重要な部分ではそれを待ってはいられない部分もあるので、そうなってくればデータの生成は答え合わせになるだろう。

だが、やがてそうした経験の蓄積は未来予測に使われていくのだと思う。そうして、これが有益、こういったマーケティングが有益という情報が売れるような世界になるんだろうな−と思ってみる。

そして、マーケティング手法がある程度標準化されたらスティーブ・ジョブズのような天才が現れ、商品を一新し、時代を一新するのだと思う。なればこそ、これからの時代人間は機械のできることを真似していても負けてしまう。スティーブ・ジョブズにならなければならない。

良い物をいかに提供するか?

それを良いタイミングで提供できる用になって世の中が確信していく。世界は速い。

自分が作った良い物が世界に受け入れられるかどうか。それを確かめられるなんていい時代になったものだ。昔であれば死んでしばらくして始めて賞賛される技術というものがあった。こうして情報速度が上がった現状では誰かが気づいてくれる。人は自分の良い物を提供するという意識を忘れずに邁進していけば、きっと世の中は良くなるはず。

イオンが格安スマホサービスを刷新 2016/02/26

はいさーい。

イオンリテールが格安スマホサービスを刷新するという発表があった。今までは代理店として通信業界に関わっていたが、今後はイオンリテールが通信業者となり、スマホ業界に参戦してくるわけだ。

実店舗を持つ事業者がこういった事業に参加することにより、幅広い層へと格安スマホサービスが目につき拡散していくかもしれないと思うと胸が熱くなる。とはいっても、正直なところ、そうやって情報を得る人が、格安スマホと普段使っているであろう携帯のサービスの違いをどこまで理解できるかというのは心配でもある。

だが、この動きによって本当に特をするのは現在格安スマホのサービスを利用している人であろうと思っている。というのも、今でこそましになったが、格安スマホは普通の通信サービスとはやや趣が異なる。普通の携帯サービスではすんなり出来たことが格安スマホだと少し手間がかかるなんてことはあった。理解と諦めがあれば、手間というほどではないかもしれないけど、そうしたストレスは実際にあったものと思う。

ここで、格安スマホが、いわば一般的な人に伝わっていくことによって素晴らしいことが起きる。そうした人はこういったストレスに弱い。それは単純に慣れていないからであるが、そういったことも想定してサービスを提供していかないといけないわけだ。そこで、サービスの拡充が行われる。もちろん単純なメリットだけではなく、ストレスからの開放という部分が期待される。

そうすれば、今まで手間であるとして諦めかけていた内容がより簡単になり、そして楽になるはず。そうやって現在手間を容認しながら使っている人が手間を感じなくなればすばらしい格安スマホライフが待っているといえよう。

しかしながら、データ通信のみのプランで50GBがあるのが少々面白い。このレベルの通信をする人ってどんな人なんだろう?これで1万円を超える通信料を支払うのであれば、ネット回線を契約するほうがかなり安上がりな気がするが・・・

でもでも、それを需要があると思ってプランとして提供していることは意外と需要があるのかなー。どうなるか楽しみ。

大阪ガスっからの炭素繊維通信 2016/02/18

はいさい!!

ダイヤモンド並みの硬度があり、銅の2倍以上の熱伝導率を持ち、電気伝統率も高く、透明度が高い素材ってなーんだ?というともすればチートぽい素材がグラフェン

大阪ガスがそのグラフェンを今までよりも半分のコストで生産する方法を見つけたというのだ。まず、大阪ガスがそういった研究をしていたということを知らなかったのに驚いたが、この製造方法で1kg2万円だったグラフェンが1万円の価格になるかもということだ。なかなか、世の中で恒常的に半額になるものってのは少ないので、歓迎すべき発見だろう。

個人的には銅の2倍以上の熱伝導率というのがすごく気になる。というのも、料理人の持っている銅鍋はその熱伝導率から重宝されるものであるということを考えると、グラフェンを活用した鍋が販売されれば、今までよりも、微細な温度調整能力を持った鍋ができるということではないか。

もちろん、そうなってくると火加減を操るのに今まで以上に能力が必要になるだろうけど、加熱時のロスが減るのであれば、これは歓迎されるべき。

ガスコンロで、空気を加熱するために使われる熱量がもっと食品を温めるのに使われるようになれば、世の中の二酸化炭素排出量が減るはず(`・ω・´)シャキーン

地球温暖化が解決や!ってのは言いすぎだろうが、強度もあり熱伝導率もいいとなると、これは活用しがいがあるだろう。あとは腐食に強いかどうかなどもあるが、基本的に炭素なので、研究もしやすいはず!!

身近なところで活躍してくれそうなグラフェンの製造方法の革新を行った大阪ガスには賞賛を送りたい!

排熱性能が上がって強度が保たれたPCはきっと寿命も伸びるし、負荷も下がるので、そういった意味では電気を通して熱を発する機材には幅広く応用できそうだな!この技術でグラフェンがどんどん使われるようになってほしい。

そして何よりも素晴らしいのはこれが炭素で出来ているってことだろうな−。炭素というありふれたものをその結晶を変えるだけでこれほどまでに素晴らしい物ができるなんて!ビバサイエンス!

ブロックチェーンというデーターベース技術を試してみたい 2016/02/17

はいさい!

ビットコインの基盤技術として発展を遂げたと言われるブロックチェーン。ビットコインの隆盛と、その技術を考えるととても頼もしい技術だといえる。ハードウェア、計算能力による制限がなくなりつつある昨今、この技術はもっと幅広く応用できると思う。

ブロックチェーンについて簡単にまとめると、取引情報を分散して保存し、整合性を常に計算するため、改ざんに強いということ。端的に言えば、みんなで見張るから一人が悪さをしても怖くないということだ。

www.nikkei.com

今時のPCの性能からすればほぼほぼ、力を余しているはずなので、それぞれのPCを部分活用することにより、こういった安全保障的な技術を実行していくというのは実現的で夢がある。自分たちの社会の安全を自分たちで守れるのだから。

記事によれば、証券取引などの管理コストが激減するというメリットが有るという。知らなかったが、証券の取引では、実は裏で様々な仲介機関が関わっており、そこに手数料が発生しているというのだ。正しく記録を残さないと、お金に関わることであるので、裏を抜けて不正を行い、金銭を奪われるということがないように、厳密な処理が求められるのは理解に難くない。

これに関しては地方自治体などのオンラインで余力を十二分に残しているPCなどをどんどん活用して、貢献していくのはいかがだろう?

税金で公共性が高い箇所に設置されているPCの計算能力を活用するのだ。これらはその公共性から常に電源が入っている必要があるし、それほど高い処理をするわけでもないから、半分程度、その能力を供与しても問題ないと思う。

例えば図書館などのPCがそれに当たるだろう。企業などもある程度オンラインでその能力を供与できるのであればどんどん供与して行ったら社会的な金融機関の安定性は増していくのでは?

昨今では、コンビニで現金を引き落とす人が増えているので、ここでその手数料を安くする技術が見出されれば社会的な貢献度はとても高いと思われる。いままで手数料として取られていたお金が、他にまわり消費されるとなれば非常に大きい金額だからだ。

超えなければならない技術的な壁というものは存在するだろうが、ココはぜひとも少しずつでも進歩させていってほしい。

日本食糧新聞のいいところはPOSデータにみるシェアのデータ 2016/02/16

はいさい!!

日本食糧新聞の購読する価値はPOSデータの分析によるところが大きいと思う。しかしながら、データというものが完全無欠ではないという前提に立って考えると、どのような分析をしているのかということが重要になる。

日本食糧新聞ではシェア金額をアイテムの売上金額÷総売上金額合計x100(%)という式で計算して、それを各区分けごとに分類したもの。

分類はかなり細かく別れており、例えば11月のPOSデータにみるシェア④ではインスタントコーヒー、レギュラーコーヒー、果汁飲料、野菜ジュース、炭酸フレーバー・・・と続いていく。かなりことこまかく分類されているといえよう。もちろん新聞に現れれているデータだけでも組み替えることができ、インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーを総合して何がシェアを持っているかなんてことも見極めることができる。

POSデータは有償で提供されている。

これを見ていると、各分野で強いメーカーというのがはっきりと分かって面白い。データを購入して、自分で分析するのも楽しそうだが、いかんせん業務用であり、値がはるのが辛い。会社としてみた時に、社会の動静や傾向がわかるからいいよね。

しかしながら、新商品がこれほど出る中で、上位を占めるのが馴染みの商品だというのが面白い。知名度とリピートという力が強力だということがわかる。だが、それがどういうふうに変化するか。一瞬の切り口だけではなくて、時系列に沿った変化を見極められるとそれも楽しいと思う。

軍民両用の技術に防衛省がお金を出す・・・とどうなる? 2016/02/15

はいさい。

デュアルユース技術とは民生用にも軍事用にも使える技術のこと。軍事目的の技術→民生で使える技術をスピンオフと呼び、民生技術→軍事利用をスピンオンと呼ぶらしい。

www.nikkei.com

2015年に採択された安全保障技術研究の機関とテーマの一覧は次の通り。

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幾つか個人的に期待できる技術はあるので、ぜひとも深く進捗が知りたいところではあるけど、この中でいま注目なのは東京工業大学の超小型バイオマス発電システム。発電を行うとなった時に、そのエネルギー源を何にするかというのは非常に悩ましいところ。例えば、水力を活用しようとするとどうしても、水が潤沢にないといけないし、加えて安定した機構を作らなければならない。

一時的な火力発電層というのも作れるだろうが、火力発電では燃油の確保という課題がある。その点、バイオマス発電が小型化できれば、廃材などを利用したり、雑草などを利用することによって電力源を確保できるという利点がある。

今の電子技術はその名の通り、電気をエネルギーソースとして動いている。災害地でも、軍事目的でも電源を確保できるというのは外を出歩くサラリーマン以上に気になるところ。東日本大震災のような大型の災害などに対応できる技術だ。

荒野などのバイオマス発電の元となる物質がなければ有用性は低いケースも考えられる。だが、選択肢があり、適材適所で使えれば通信技術や、電子技術を活用でき、これほど心強い技術はないと思う。

英語で言うならばこの技術がどこまでRobustに使えるかということで、有用性が変わるだろう。津波被災地であれば木材などの燃料となったものは泥まみれであるだろうし、そういったものを原料としても正しく運用できるものか。最初の難題は小型化であり、そういった課題は今後クリアしていくということだろうが、早くこの技術が災害救助に使われる日を願ってやまない。

栽培技術の進化が医療に役立つとき 2016/02/14

はい!さい!

医食同源とは古代中国の考え方ではあるが、食べ物によって体質を改善していくという考え方は現代においても当てはまる部分はあると思う。だが、これだけ飽食となった今、栄養素の足し算だけでは健康への寄与は低いのではないだろうか。これからは引き算も考えるべきだという考え方には賛成だ。

いろいろな成分の身体への影響がわかりつつある昨今、アレルギーやなんやで食べ物が制限されている人が結構な人数いる。そんな中で、三重県農業研究所が、水耕栽培で小松菜と水菜のりん含有量を少なくする栽培方法を見つけたというのだ。

www.agrinews.co.jp

記事によれば腎臓患者数は予備軍を含め1300万人ほどいるらしい。日本国民の実に1割に登る。これはなかなか恐ろしい話で、10人に一人は小松菜や水菜を食べるときに制限をかけたほうがいいというのだ。日本でこれだから全世界で考えれば人数は更に増えることだろう。しかしながら、窒素リン酸カリウムといえば、野菜栽培における3大肥料であり、それを使わないで、栽培するとは多大なる苦労があったと思う。

腎臓病にならないように務めるという努力も必要だが、腎臓を悪くしてしまった人に対して、通常の食事ができるという環境を提供できるのは素晴らしいし、需要もあるものと思われる。

技術の進歩、栽培へのノウハウの蓄積で、よりこういった社会貢献ができるようになると言うのは現代でとても役に立つことと思う。