さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

IT時代で法律家は不要になると思っていたらこれから意外に熱い分野かもしれない 2016/03/21

はーいっさい!

沖縄風の挨拶にふさわしい気候になってきだしたな・・・!って思っていたら急に寒くなって気温の変化についていけていないさいとうですb

今回の話題はちょっと古い話題なのですが、ネットが変える「契約」のあり方という部分。

www.nikkei.com

インターネットが出現し、本来法律が想定していた、人対人という関係性が崩れかけているというのが実情かもしれない。

現実問題として、便利さ、安全さなどを含めて考えていった時に、日本の法体系がそれに対応しきれるかというとそれは荷が勝ちすぎるというものだろう。当たり前といえば当たり前で、まさに人対人の法律にとってインターネット、ITというものは「寝耳に水」なのだから仕方ない。しかしながら、日本は法律を基盤として成り立つ法治国家。先日行政の人と話す機会があったが、行政の行動は法律に基づいていないといけないので、法的根拠はいかにという命題が常にある。

法律は様々な側面から検証されないといけない上に、曖昧さを排除する必要があるので(解釈という逃げ道はあるものの)なかなかにして簡単ではない。そして、その法律を適用する際に適用する側が法律を理解する必要があるといえよう。

したがって、「法律家」、「法律コンサルタント」というポジションの人間が必要になってくるのでは?と思う。Alpha碁の件もあるのですべからく、長く続く職業ではないと思うが、これから氾濫していくであろうことが予想される法律にたいして、正しく知識を持って解釈がデキる人と言うのは必要とされるであろう。

もちろん、旧来の弁護士でも良いのだが、機能としては裁判部門というよりは立法と行政と裁判所の中間というイメージだろうか。

私が法律コンサルタントに求めるものは以下。

  • 法律に対する正しい認識があるということ
  • 法律を変更、立法を推進できるように立法府に働きかけることができること
  • いち早く変更となった法律がどのように適応できるかということを理解していること。

法律に対する正しい認識というのはもはや、議論をするまででもないだろうけど、法律がどのように成立し、どのように公布され、どのように適応されるか。実際にどのような形で、それが関わるか。そういった基礎的な部分を正しく把握しているべきだ。ただ、この内容に関しては本音を言うと実務経験がある方が良いが、知識という点で考えれば公民程度の内容でも基本的な部分はカバーされているので、それをしっかり勉強しているということで良いと思う。

法律を変更、立法を推進できるように立法府に働きかけることができること。というのは実現に際して問題がいくつかありそうだが、イメージとしては立法機関である議会に、考える切っ掛けを与え、議員に正しく内容をプレゼンできること。そして、法律を議論する際のデータをきちんと提供できること。これが必要。議員との癒着となってもいけないし、データを有利な形でのみ提供するようにもなってはいけないので、高潔さが求められる部分ではあるが、それを乗り越えれば現状の問題を行政府、立法府が素早く認識する手助けになると思う。

そして、最後は法律が変わったかどうか。新しく公布される法律がどのようなものをかを理解し、クライアントに正しく提供できる能力。

変革はスピーディーなのに、基盤はなかなか変わらない。ルールが変わらなければ実行に時間がかかるというのでは良い変化だとすればそれは問題だ。憲法なんかも良い例で、いろいろな意見があるとは思うが、世界という形が変わろうとしている時に憲法が変わらないという前提はいかんせん受け入れがたい。もちろん、ルールとして憲法を変えることが不可能ではないので、それを乗り越えればいいのだが・・・。

なんにせよ、実態が変化しているのだから、それに合わせてルールを議論するということは必要で、それを促進する刺激となるものが必要であろう。