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さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

小泉進次郎が自民党の農林部会長になっていた。2016/01/25

はいさーい

だいぶ前になるが日本農業新聞の特集で、小泉進次郎へのインタビューが載っていたので、それについての感想b

将来を嘱望される若手政治家の小泉進次郎氏だけど、今は自民党の農業部の会長になっているとは知らなんだ。農業というのは体質が古く、担い手の年齢層も高いのでなかなかにして革新が難しい領域だと思われていると思う。そんななかでTPPという黒船がやってきた。さて、農業の担い手に向けたメッセージとは何であろうか。

headlines.yahoo.co.jp

正直なところ、このインタビュー自体はそれほど踏み込んだところまで突っ込んでいないし、ある種理想論というか、ビジョンにも足らない程度の部分の話をしている。

とはいっても、TPPという否が応でも変化せざるを得ない日本の農業に対して、彼がどのようなアクションを取っていくのかというのは注目したい。

さて、彼のインタビューのなかで、JAへの言及がある。JAは、輸出などの生産者ではどうにもならないことに取り組んでいってほしいというのだ。確かにその通りで、農産物を生産するだけではダメで、価値をつけ流通させ、消費者の元へ供給するということが大切になる。ところが、生産者に、流通、加工、販売と、一連の流れを主導するにはかなり難しい。普通に考えればわかる。世の中に存在する会社は社長一人では仕入れ、流通、販売を行うことはできないのだ。

であるので、農業もチームを作っていかないといけない。インタビューのなかにも経営感覚を持つ人材の育成とあるが、そもそも、農業を経営と考えられる人材を育てる必要があるだろう。

では、そういう意味で、JAはどうあるべきなのか。おそらく、コンサルタントとなるのが、予想される流れではあるのだが、ここではもう一歩踏み込んで、優秀な流通のアウトソーシング先となっていくべきではないだろうかと思う。

意味するところは、あくまで生産者が主体となって、JAと対等でなければならないということだ。

JAが農業の指導などを行い、導いてきたために、生産がかたよッタトいう過去がある。もちろん、それが良かった時代もある。それが日本の農家に効率化を与えた。だが、これからは効率化だけでは太刀打ちできない。効率化+アルファにより、競争力を高めていかなくてはならないのだ。

そうなった時に、JAの幅広い見識などが必要であるが、常に生産物に触れ合う生産者こそ、主体性を持ち、生産に力を注ぐ必要があるので、彼らに主体性があるべきだ。そうして初めて、日本の農業の基礎が出来上がると思う。幅広い生産物がある昨今、大量生産も必要、ニッチ生産も必要、何れにせよ農家が主体的に追及を求めるということが必要だと思う。