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さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

中堅中小企業に必要なのは優秀なマネージャーではなくてプレイヤー 2015-11-21

はいさい!

いわゆる創立20年程度になる中小企業につとめて5年になるけど、プレイヤーとして活動している中で思うのは、このくらいの年暦になってくると優秀なマネージャーよりは優秀なプレイヤーが足りないんじゃないかと思ってしまう。会社の考え方自体が古いからなのか、成長への方針が足りないかなのか。

 

創業当時から社歴の長い順番に役職についていくから、最初から最後まで非管理職という人員は少ない。ということは優秀なプレイヤーがどんどん管理職なっていく。

だけど、管理職の役割って当然ながら管理することだから、管理する対象に能力が足りなければそれはすなわち、管理者への制限になってしまう。

人事側、企業側は新入社員を成長させたいという思いはあるのだろうけど、そういうのは成長させるためのツールを持っている会社がやるべきで、教育に関して理念のない会社は外部から高くても優秀な人員を取り入れていったほうがうまくいくと思う。それがいやなら、教育ツールを磨くしかないんだけど、そこに踏み込む人事ってなかなかいないよなーって。ある程度システムの出来上がっている中堅中小ではシステムの中に組み込まれがちだから、結果的に成長機会は少ないと思う。

 

今の時点でプレイヤーの立場から考える優秀なマネージャーってなにかって言うと、

外面的

・業務権限を把握し、業務権限外に関して外部に促す能力がある

・業務量、業務内容を把握しており、受けれる、受けれない、受けるとしたらなにが必要かということを把握している。

・市場、マーケット動向を把握しており、次に起きることをある程度予測している。


内面的

・向上心がある、改善マインドがある、すぐやろうとする人である。

・部下の向き不向きを把握している。

・部下の性格を把握している。

・部下への仕事の割り振りができる。

・性格を把握した上で、評価をきちんとする。

 

ではなかろうか。かなり抽象的にまとめてしまったが、要するに対外部に対しては次に起きることを予測し、その着地点に向けて行動をできる人であるべきで、内部的には部下をうまく使える人。

 

優秀なプレイヤーが部下に居る優秀なマネージャーはプレイヤーの能力をいかんなく発揮させ、自分へと還元させるから会社としてうまくいく。

 

優秀なプレイヤーが部下に居る普通のマネージャーはプレイヤーが自分の期待以上に脳力を発揮してくれるため、若干持て余すが、プラスの方向にうまくいく。

 

普通のプレイヤーが部下に居る優秀なマネージャーは常に自分がやったほうがうまくいくのにっていう思いを持ちながら仕事をするか、何かを諦め続け、根気よく仕事をすすめなければならないため、仕事が遅延する。

 

普通のプレイヤーが部下に居る普通のマネージャーはそもそも向上心がない。

 

企業における以心伝心って結局、未来に対してある程度共通認識があることだと考える。現状把握ももちろん大切だけど、未来に向けてどうするかって部分で足並みが揃っていればすべての話が早い。会議が報告会になりがちなのはこの部分で未来予測を話せる人が少ないからなんじゃないだろうか。決定権がある以上、上位者が優秀であり、未来予測がしっかりしているのがいいのには間違いない。が、未来予測がしっかりしているのに、足元がおぼつかないために、結果的に予測された未来が来た時になにもできないというのでは拙すぎるだろう。

 

であるならば、中堅中小で、教育ツールにおいてもまだまだ模索している企業なら、マネージャーはスピーカー役に徹するべきで、優秀な部下に考えさせるほうがよっぽど業務の推進になると思う。ただ、これができるマネージャーって部下の能力を把握してる、優秀なマネージャーじゃないとできないんだよな・・・