赤ずきんちゃんの印象
赤ずきんちゃんのストーリーにはグリム童話集以外にもフランスのペロー童話集なるもので掲載されていたとのこと。
http://rhinoos.xyz/archives/10286.html
上のホームページが非常にわかりやすくて、比較されているので参考になる。
赤ずきんちゃんは暴力的な印象?
赤ずきんちゃんのパロディを見ているとどうも暴力的な印象を受ける事がある。確かに、他の童話に比べややバイオレンスな表現が多い。グリム童話では狼のお腹を切ってみたり、お腹に石を詰め込んでみたり・・・
猟師がお腹をハサミで切ったのだけど、赤ずきんというストーリーとか諸々が合わさって暴力的な話になったのだと思う。
性的要素満載
ペロー童話集の赤ずきんちゃんをみるとかなり性的な部分が出てくる。というよりも訓話部分がストレートにそれ。
若い娘が悪い男に騙されて性的にいたずらされるという危険性があるよというストーリー仕立てで、狼も狼おじさんとなっている。
ちなみにペロー童話集は最終的に狼に仕返しをするシーンはない。
なので、原作をモチーフにして現代風にアレンジしていくとバイオレンスありの大人要素ありのお話になってくるのは仕方ない。
しかしながら、設定としては日常と非日常のないまぜというか現代でも不変な内容であるし、大筋の話は現代人でもわかるので設定を借りてパロディを作っても面白いと思う。