さいとうこうたろう物語

ノマドワークに憧れるサラリーマン。新しい働き方に興味津々。

小池新党が勢力図で維新と同じポジションに入らないことを願う

小池都知事が新党を立ち上げ代表に就任した。

【希望の党】小池百合子都知事、「希望の党」結党へ 自ら代表就任…公明党反発で都議会知事与党、過半数割れも(1/2ページ) - 産経ニュース

小池都知事が都政と国政を両立できるかは分からないが、少なからず国政からの情報を手元に持ち続けられるというのはメリットだろう。ただ、両方共大きな仕事だからこれが実際どういった形で国民、都民のためになるかは判断の難しいところ。

国政に対しては「客寄せパンダ」、都政に取り組むというのであればいいかな。しかしながら、全国で選挙となると都知事としての仕事もあるわけだからなかなか大変だと思う。

あと、都知事として話をしているのか、国政政党の代表として話をしているのかでニュアンスの変わる問題もあるかと思うので、大変な仕事だ。

何れにせよ、野党側の勢力図がこれで変わってきた。元民進党の細野議員を始め野党共闘に少なくとも最初は反対する立場の人が多い政党になりそう。野党共闘をするかしないかというふらふらしている民進党に対して、そう見えるというのは大きい。

反自民だが共産党には入れたくないという人の受け皿にはなっていくのではないか。先々は維新と同じような立ち位置にならないように気をつけるとポジショニングはできると思う。

維新との違いを明確に

日本である種保守だ革新だと言うのにはあまり意味が無いと思っている。いわゆる右派左派といっても、自民党も政権をとった民進党も手厚い社会保障をうたっており大きな政府を目指すイメージがあるのでそういった点で一緒といえば一緒。

コストカッターとあだ名されたカルロス・ゴーン氏のように小さな政府を標榜するのもいいんじゃないかな。日本維新の会はそれに近いことを大阪では実施しているのであとは国政で・・・というところかと。

小池都知事の都議会での訴えをみると似たようなところはある。コストカッターとして。なので、そういった部分を押し出すと日本維新の会とあんまり変わらないことになるんではないかな。

希望の党」という名前のようだけどWikipediaではすでにページが出来ている(笑)

国政としてどのような提案をする党なのか見極めが必要だけど、日本維新の会と変わらないのであれば違いがわからず問題なので、ぜひとも違いを明確にして選択の幅を広げて欲しい。