さいとうこうたろう物語

ノマドワークに憧れるサラリーマン。新しい働き方に興味津々。

使い続けられるアプリを考える

アプリは山のようにあるが使い続けられるアプリについて考えてみる。

日経MJの9月13日の記事にスマホ向けアプリに関する寄稿が掲載されており興味があったのでその部分を考察。

主だった内容は3点。

最初に使うタイミングと使い続ける人の両方の満足を狙う

設計するときにはこれは考えなきゃなーと思う。自分で作るときはどうしてもファンシーさを求めがちになるし、見た目に楽しんでもらおうと思う。でも、それだと使い続けていくうちにうっとおしくなっていくので、だんだんと遠のいていくというわけ。ダウンロード数だけ求めるなら最初の部分が満たされればいいんだろうけど、それだと広がりはないだろうからなー。

アニメーションを付ける場合は目的を持ってつけることが大切。飾るだけのアニメーションは色々と重くなるし時間をかけるのでイライラさせる。

これはブログ作成も同じか。開くのに時間がかかるサイトはいずれ訪れなくなる。ただでさえ現状では電話回線で見る人が多いからそれを考えるとファンシーさとか画像の重さは極力廃して見やすい軽いサイトを作るのがいいだろうな。SmartNewsのアプリが受けているのは、この部分でテキストのみの軽量版が選択できるからか。

目的の場所へすぐたどり着けるようにする

これはよく分かる。そのサイトにたまたま訪れることがあるけど、目的があっていく場合、すぐに行けることは大切。Googleなんかで検索してそれにヒットするように設計するのもいいし、ツリーがうまいことできていると巡回した際に発見しやすい。どのコンテンツに興味があるかどうかはユーザー一人ひとりが違うからこのあたりを明確にした方がいいだろうな。

ブログであればリンクをきちんと張って自分の内容に関してはリンクを辿れるようにするとか。タグとかをきちんとつけておくとか。人は自分が思いもよらない使い方をするものだから、そういったこともあると考えることは大切。コンテンツがまとまってきたらリストアップして見るものいいかも。

ユーザーに対するインタラクティブさを求める

ユーザーが興味を持てるような内容を常に提供するとかが大切ということ。例で出てたのは歩数計だったが、何らかの日々のアクションに対して興味を引いて、そこから肝心のコンテンツへリードする。キャッチを作るというのは大切だと思う。

ブログで考えると、キャッチな内容を厚くしてそこから別の内容へのリードを持っていけば幅が広がるかな。ただ、キャッチな内容で来た人はキャッチな内容を目的にしている、興味がある人なので、その人が全く別の分野に興味を示すかどうかは難しいね。山手線ゲームではないが、その手の発想力を求められるな。

何れにせよ、この分析は他のネットサービスにも使えそう。今の世の中、PCで見られることよりも、スマホで見られることが多いと考えるべき。そしてその場合の滞在時間は短い。目的のものが発見されなければ別のページに行くだろう。軽くてサクサク動くそれが大切だな。