さいとうこうたろう物語

ノマドワークに憧れるサラリーマン。新しい働き方に興味津々。

国会で加計学園グループの話題について話すことについて 2017/06/03

森友学園の話と構図が似ているということなので連日話題になっているような気がするが、これは国会で取り上げる内容かどうか?

立法府の機能として内閣不信任案の提出などがあるから、行政のチェックをするのは国会として正しいんだけど、加計学園グループ獣医学部に対して便宜を図ったかどうかを問題として取り上げるのに国会は適切であろうか?

私は不要であると思う。

官邸の最高レベルがいっているという表現が引っかかっているのだとしたらそれは、行政特区を用いて既得権を廃し、規制緩和を行うという趣旨にはあっているのだから問題ない。

安倍首相の友人に便宜を図ったというのであれば、そこに贈収賄がなかったかどうかを調べる必要がある。そして、それは検察・警察の仕事ではないか?

立法府の場でいろいろと決めなければならない問題がたくさんある中で、首相を追求することにそれほど意味があるとも思えない。犯罪行為があったというのであれば、それは内閣総理大臣といえど追求されるべきであると思うが、それは国会の場ではないでしょう。もっと言えば法律は人格として不適格な人が作ったからと言って悪いものになるとは限らないし、抜け穴があることが問題であると思う。それを検証するために立法府があるのだから、そういった出来事があったかどうかを問題にするより、そういった問題が今後起きないように立法府できちんとしたプロセスを考えましょうよ。とするのが建設的なんじゃないか。

結局のところ、これで安倍首相が問題だったとして、他の人が首相になったところで同じことが起きる可能性があるわけで。日本が法治国家である以上、その部分を性善説に任せすぎるのは問題な気がする。

要約すれば、安倍首相の問題かどうかは警察組織が調べれば良いこと。国会でやるべきは同じ問題が起きないために今後のプロセスを検証すること。