さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

ISUリサーチパーク 産学連携 2016/03/13

はいさーい。

明日はホワイトデー?そうなんですっけ、はははというさいとうです(笑)

さて、アメリカのアイオワ州の州立大学で産学協同のリサーチパークなるものができて30年になる。1987年に設立し、成長を遂げてきた。

大学側の研究施設を利用でき、企業側としては初期投資を抑え、最先端の研究をできるということで構想としては世界中で流行ってもおかしくないが、日本ではなかなか芽が出ていないという。

www.nikkei.com

分析によればアメリカの大学は敷地面積が広く、日本の有力大学は都市部にあり土地を確保できないことによるという。そういった意味では地方大学においてかなりチャンスといえるだろう。特に地方国公立なんかでは結構いい機会だと思う。

しかしながら、記事を読む以上、ココでの根本の問題は理事長であるカーター氏の言葉にあると思う。

「企業は我々の顧客。満足してもらえるよう、最大限に努力する。」

要するに、大学でも企業でもない機関が双方に最大限の利益を提供するというビジネスをビジネスとして構築していく中間組織がいると思うんだ。

日本にも大学の研究機関と企業をつなげるという組織は存在するが、そこから利益をあげようという姿勢を強く打ち出してやっていくという土壌を醸成する必要があるだろう。というのも、産学協同自体は各組織で行われており、いろいろな形で行われている。つまり、大学と政府、政府と企業というかたちはできているが、それをビジネスチャンスとして双方のへの利益提供を主たる目的とした組織をつくり上げることが大切。

では、自分ならどうするかということだ。この組織における利益の源泉となる価値は大学の研究施設へのアクセシビリティと、企業と大学の共同作業への問題点の整理にある。例えば契約であったり、企業と大学の利益のやり取りとか。あるいは大学側の研究のCMなどか。

この組織の利益となるポイントはいくつかある。例えば大学に土地を持つ、もしくは大学の近くに土地を持つ場合。この場合、この企業は施設を提供して、賃貸料を稼ぐという方法で利益を出すことができる。

あるいは大学と共同研究をする場合、コンサルタント料金という形で利益を得ることができるか。人材派遣系の会社と手をくんで、インターンの斡旋や、就職活動の手助けというのも一つの利益源泉になる。

コンサルタントと営業力がものをいうことになるだろう。しかしながら、研究の内容を研究にそもそも詳しくない人間に説明する能力とそういった内容を営業する力がある人材を育てるのはなかなか難しい。組織として営業力のある人間をいかに確保するか、育成するか。もしくはただしく、その研究を企業の利益として活かせるか?ということを考えられる人間が必要になる。

これはかなりハードルが高い。研究を理解できる人間を育てるだけでも大変だが、それをそういったバックグラウンドの無いであろう人に説明するというのは非常に大変だ。可能性が大きいだけに、個人的にはぜひともやってみたい仕事ではある。

むかし、大学の研究を世間の企業に広めていくという活動をしている人にあったことがあるが、その活動を推進できるような動きをしていきたい。