さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

試される大地で試される、糞尿からの発電・・・ 2016/03/04

はいさい!!

大量生産大量消費の時代ではなくなったと言われるようになって久しい、世界的にリソースが限られていく中、無駄をなくすという技術はある種将来へ向けて嘱望されている技術であるといえる。

agrifood.jp

北海道の調査会社が主体となってバイオガス発電の普及を促進させる動きが、北の大地で指導しだした。

再生エネルギーに知識のある人間が、結集して再生エネルギーを推進する。それだけではなくて、それが畜産業などに恩恵を与える。この還元的な形は今後推進されていくとは思うが、ぜひともさきがけとなってもらいたい。

春から電力の自由化も有り、動きとしては加速しやすい流れはできているが、障害も大きい。この発電施設、設備投資が大きい。当たり前といえば当たり前だが、電気というのは生活を営む上で必須だ。したがって長期に渡り、安定して供給できるのであれば、最終的な回収は不可能ではないだろう。だが、利益が出ないような発電の方法であればいつまでたってもプラスにはならない。個人的にこの事業に期待しているのはこの会社が電気による利益だけでなく、それに付随するものも有効活用しようとしている点だ。

おそらく原子力発電の、核廃棄物のような、発電に使った後、処理に困るものが民間でどんどんと出されていってはそれは大きな問題となる。本来であれば廃棄するものから、電気を取り出し、消化液を取り出し、戻し堆肥を取り出しと、世の中に役に立つ物を生産する。

まるで自然界の循環のようであり、人間社会の中で不要なものを循環させ、利益をうむ。たとえ利益が出ないとしても、社会の潤滑油になれば地方自治体としてやる価値はあるだろう。

採算性が取れるのであれば民間でにない、プラスマイナスゼロであるのなら自治体で社会の循環液とする。もちろんマイナスにならないことが前提だが、本来廃棄されるようなものが、上手に活用できるようになれば世間にとってマイナスではないはず。

もっとこういう企業は応援されるべきだし、電力が自由化されればこういったことに取り組んでいる電力を扱う小売事業者です!ってのをアピールしてくれてもいい気がするな。

もちろん、安定した量の電気を確保する上で、上記のような発電方法は安定に欠けるということは理解している。だが、畜産業とある程度セットでできることなので、小型化、生産能力の向上、発電施設を安くすること。これらがどんどん進歩していけば、いずれ再生エネルギーで生活の一部を賄うということも不可能ではないだろうな。