さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

農水産物の輸出がより早くなり、早くするための方式は効果的かも! 2016/03/03

はいさい。

農林水産省と卸売市場が連携して迅速な検疫通関を行えるようになるとかならないとか。

www.nikkei.com

これは正直素晴らしいと思う。卸売市場は市場外の流通が増えたので、流通量が減ったとはいえ、今でもたくさんの野菜が集まる。特に中央卸売市場ではかなりの物流を誇るので、そこが輸出への拠点となるのは極めて効率的だといえる。

国内向けへも、国外向けへも同じ配送で輸送でき、まとまったもの運送ができるので、配送効率配送費の低減にもなる。また、事務処理を代行してくれる業者が集中していることにより、効率的な事務作業も行えるし、事務員のレベルが向上すれば処理にかかる時間も少なくなるだろう。

国産の野菜の流通で、スーパーなどの店頭では鮮度を謳うPOPなどがよく見られる。野菜などは一部のものを除き、収穫した瞬間に劣化が始まる。本当においしい野菜や果物を届けようと思ったらスピードにかなり気を使わないといけないのだ。

もちろん、リンゴやキウイのように、長期間保存の効く果実もある。が、葉物やとうもろこしのような収穫直後と時間が経過した後では極端に味の違うものをおいしい状態で海外へ届けることができれば素晴らしい。

輸送技術、温度コントロールなど、空気の組成のコントロールなどのようにさまざまな輸送技術の進歩には眼を見張るものがある。が、やはり収穫からの時間というものは一つの重要な存在として無視できない。実際の物の動きをいかにスムーズにするか、本当に必要な検査とは何か。それを見直すいい機会であろう。

検疫や通関の業務というのは必ず必要なものだ。他国に輸出する以上、その国に迷惑をかける訳にはいかないし、将来の禍根を残す訳にはいかない。なので、その部分は厳密にお願いしたいが、本当に美味しいものを海外へと届けていくためにはやはり物流の最適化、ボトルネックの排除を官民連携しながら実際に行っていくことが大切!

この試みにより、日本の農水産物が美味しいということが認知されることを願うばかりである。