さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

軍民両用の技術に防衛省がお金を出す・・・とどうなる? 2016/02/15

はいさい。

デュアルユース技術とは民生用にも軍事用にも使える技術のこと。軍事目的の技術→民生で使える技術をスピンオフと呼び、民生技術→軍事利用をスピンオンと呼ぶらしい。

www.nikkei.com

2015年に採択された安全保障技術研究の機関とテーマの一覧は次の通り。

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幾つか個人的に期待できる技術はあるので、ぜひとも深く進捗が知りたいところではあるけど、この中でいま注目なのは東京工業大学の超小型バイオマス発電システム。発電を行うとなった時に、そのエネルギー源を何にするかというのは非常に悩ましいところ。例えば、水力を活用しようとするとどうしても、水が潤沢にないといけないし、加えて安定した機構を作らなければならない。

一時的な火力発電層というのも作れるだろうが、火力発電では燃油の確保という課題がある。その点、バイオマス発電が小型化できれば、廃材などを利用したり、雑草などを利用することによって電力源を確保できるという利点がある。

今の電子技術はその名の通り、電気をエネルギーソースとして動いている。災害地でも、軍事目的でも電源を確保できるというのは外を出歩くサラリーマン以上に気になるところ。東日本大震災のような大型の災害などに対応できる技術だ。

荒野などのバイオマス発電の元となる物質がなければ有用性は低いケースも考えられる。だが、選択肢があり、適材適所で使えれば通信技術や、電子技術を活用でき、これほど心強い技術はないと思う。

英語で言うならばこの技術がどこまでRobustに使えるかということで、有用性が変わるだろう。津波被災地であれば木材などの燃料となったものは泥まみれであるだろうし、そういったものを原料としても正しく運用できるものか。最初の難題は小型化であり、そういった課題は今後クリアしていくということだろうが、早くこの技術が災害救助に使われる日を願ってやまない。