さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

オープン&クローズ戦略とは・・・ 2016/02/04

はいさい!!

オープン&クローズ戦略について考えてみる。

オープン&クローズ戦略とは何かということを簡潔に。特許などの知的財産を安価に提供し市場拡大を狙うオープン戦略と、知的財産を特許として使い、強みとして持ち、利益を優先するクローズ戦略をミックスする戦略がオープン&クローズ戦略だ。

このオープン&クローズ戦略。重要というよりも大切なのは知的財産を知的財産として意識し、利益を生むものとして理解することだ。東大で、知的資産経営戦略タスクフォースリーダー養成プログラムというのが開催された。1人1000万の授業料というのだから、個人で受けるのは大変だ(笑)

その中で、欧米の有力企業の知的財産を事業そのものに組み込んで、それを利益を模型さんに含むということを学ぶ。部門採算性という言葉が一般に聞こえるようになって久しい。しかしながら、知的財産を利益として考えると、戦略を立てる際に部門の利益を優先すると基本的にクローズ戦略になる。だが、そうしていくと、結果的に全体の利益が取れないということなのだ。

さてさて、農業の世界でもぜひともこの考え方は浸透していってほしい。オープン&クローズ戦略の格安講座をぜひとも出前が出来ないものだろうか。日本には実はたくさんの野菜、果物のブランドがある、農家としてのノウハウもある。知的財産をもって、各種浸透を狙うか、利益を狙うか。そういった視点を生産者、流通者が持つことできれば戦略としてもっと面白くなる。

トマトのブランドを調べてみるとたくさんある。そして、其々のブランドが乱立してしまっているので、かえって個性が見えにくくなってしまった。ブランドはコンセプトも大切だが、露出も大切だ。みんなに知られてこそ、ブランドになるのだ。従って、格安でその権利や、育て方を広め、流通網を作成して生産量を確保してから初めてそのコンセプトが受け入れられるものだと思う。

もちろん必要に応じて提供され、広まることもあるかとは思うが、極めて明確な差別化ができるような商品ではない限り、それを持ってブランドを拡張していくのが難しいと思われる。

いづれにせよ、戦略が必要だ。オープンでいくのかクローズで行くのか。どちらの戦略もない状態ではTPPが結ばれ、知的財産を行き来するような世の中になってしまった時に、ichigoの二の舞いになってしまうことだけは避けてほしいものだ。

まずは自分がオープン&クローズ戦略を勉強して、いろいろなところに遊説して歩くようになりたい。