さいとうこうたろう物語

ノマドワークに憧れるサラリーマン。新しい働き方に興味津々。

健康志向のピザは日本で流行るか? 2015/12/28

はいさい

アメリカで流行ったものは日本でも流行る… ということはアメリカの動向を注意深く観察していれば、きっと次にはやるものがわかるはず!!なんてうがった見方でアメリカ関連のニュースを見ている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

news.livedoor.com

ファーストフードとファミリーレストランの間で、お手軽だが、ちゃんと調理した手が出てくるので、満足度が高いとのこと。そんな業態がある中で、アメリカで流行り始めているのが、サブウェイ的なポジションのピザ屋さん。トッピングをその場で選んで、オリジナルの組み合わせを作って焼いてくれる。バーガー屋さんでも自分の好みを伝えるアメリカ人には向いている商売だなーと思う。

日本で、実際にこの選択式のレストランって流行っているのだろうか。近いところだとサブウェイだと思うので、サブウェイのデータを見てみる。

2014年の売上高は24億8千万で、店舗数は477店舗売り上げと店舗の時期が違うので、厳密ではないが、1店舗あたりに直すと520万となる。

サブウェイの店舗検索│おいしい!をはさもう。野菜のサブウェイ公式サイト

同業で考えてみよう。高単価帯の代名詞であるモスバーガーは連結売り上げで660億ほど。加盟店直営店が1,379店なので、1店舗あたり4700万となる。ロッテリアは391店舗で240億の売り上げがあるので、店舗あたりで考えると、6千万。こうしてみるとロッテリアって優秀なんだなー。

さて、サブウェイはこうしてみると儲かっていない。業態的な問題なのか、立地なのか。サンドウィッチだからそこまでバーガーと差はないと思われるが、ここまで開きがあるとなるとなんらかの差異があるものだと思う。

さて、この程度の比較で、サブウェイの売り上げが低いのは選択方式だからだと結論付けるにはあまりに年を取りすぎているので、そうは言わないが、定食を好む日本人としてはこの傾向はあるのではないかと勝手ながらに思っている。

もちろん、実証するには店舗の広さや、立地条件の比較などをおこなう必要があるだろう。

ピザ、だ。意外にピザは流行るのではないかと思っている。

というのも、好きなトッピングができるというのは面白く、バランスも取れる。そして、ちょっとしたときに2〜3人で食べれるっていうのは使い勝手がいい気がする。小腹が空いたときにサクッと食べるのには向いているだろう。

問題点は手が汚れることか。フードコートなんかでちょっとした食事にはいいと思うんだけどね。それで、ちょっとからだに気を使ったトッピングでもあれば、おしゃれなモールなんかで流行りそうって思ったけど、そういったことに気を使うマダムは素手で食べるピザを敬遠するかなー。

ピザ協議会なるサイトによると、日本人のピザのマーケット規模は2600億。アメリカが3兆5000億。アメリカ人と比べると文字通り桁がちがうが、ピザが嫌いな国民ではないのだろう。単価が違うとはいえ牛丼業界も似たような売り上げ。

ピザのマーケット ::: ピザ協議会

問題は、ピザは日本人にとってパーリーピーポーの食べ物というイメージがあるのではないだろうか。つまり、家とか会場で食べるもの。となると、バーガーのような食べ方が浸透するまではこの類の売り方では流行らんか。と思ってはいるけども、クリスピーなピザ生地をカジュアルに食べるのがマーケティング次第では流行るかも。素手で食べるなんて、だがそれがいい。みたいな?(笑)

ちょっとしたお祭り会場なんかで、トッピングを絞ってさっくりと食べれるっていうカジュアルな感じではどうだろう?