さいとうこうたろう物語

食にまつわる仕事をする人間が、日々の出来事を軸を持って眺めてみたい。

食にまつわる仕事をする人間こそITに詳しくなるべき 2015-12-27

はいさい!

TPPの大筋合意が決まって、農業新聞なんかを読むと危機感ばかりを煽る内容が多いけど、今こそ、農業界隈は大改革を求めるべきなのはみんなわかっている。が、そもそもIT技術について勘違いしていないだろうか?

IT技術はもちろんいろんな観点から、すべてを向上させることができる。情報のやり取り、情報の共有、情報の蓄積。効率化により、底上げさせていくことができる。

農業の生産という観点からいうと、情報の蓄積、共有という意味合いは非常に大きい。土地土地の違い、気候の違いなど、いろいろなノウハウがあるなか、情報だけを共有してもうまくいかないことは目に見えている。自分の手札を理解して、外部にある情報を利用する。そうして始めて情報は輝くのだが、IT技術の向上は受けてのリテラシーの向上が必要なのだ。

生鮮物は基本的には新しい物ほどおいしいー。

それを前提とするのであれば、生産の効率化はすべてのレベルを向上させる。IT技術によって、生産量の調整、適量を生産し適量を適切な場所へと届ける。気候の変化にあわせて適切な調整を行い、適切な処置をする。物流、他生産地の動向などを調整し、カカウの安定、よりおいしく、より無駄を少なく。作業も自動化され、負担が減り、時間と労働としても辛くなくなる。そういった観点でITを活用するというマインドと、そのために与えられる情報をどのように使っていくか、どのような情報を蓄積していくか。それを考えることによって農業界隈は進歩する。しかし、それを実行するにはJAのような組織だけがリテラシーを高めても仕方ない。各生産者に啓蒙し、共有し、実行することが大切。