さいとうこうたろう物語

ノマドワークに憧れるサラリーマン。新しい働き方に興味津々。

解散選挙前の勢力図の確認

shugiin.go2senkyo.com

選挙前の各政党の議席数を見ると自民党が圧倒的すぎるな・・・

民進党は一方で88議席か。それでその後にやれ希望の党だの立憲民主党だの無所属だのとなったわけね。

共産党が21議席で、維新の会が15議席。 

今回の選挙でどこまでこの勢力図が変わるかは見もの。自民党が更に伸ばすのかどうか。「国民の声」はどう出るかな。

プチ鹿島さんのやり方がわかりやすい

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朝日新聞の記事で、プチ鹿島さんの選挙に対する姿勢が面白い。登録しないと途中までしか読めないのは残念。

人格判断も簡単ではないし、党議拘束というものがあるから、その投票が何につながるかというのは政局を見たほうがいいというところにつながるのかな。

党議拘束の強い日本では、基本的には各政党の姿勢を見て判断するほうが良いとは思う。

「床屋談義」に関してはアプローチに関しては良いと思う。ただ、直感と言うものは説明しきれないので、感覚の共有という程度であるということは抑えておいたほうが良いかな。

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この記事をかいた方は、きっと何か言いたいことを言えないままに終わったのか、気づいてくれればいいと思っているのか。

安倍首相は、今回の解散総選挙に勝つことにより、「森友・加計学園問題ぐらいでは安倍政権は揺るがない」ことを証明したいのです。野党はバラバラだし、投票率は相変わらず低いので、今なら勝てると勝負に出たのです。

つまり、今回の選挙で「投票しない」ということは、「国民に主権など必要ない、政治家が家族や友達に国有地を安く払い下げたり、彼らのビジネスを税金で補助しても構わない」という免罪符を安倍総理に与えるのと同等なのです。

 趣旨としては、投票に行かない人に対して、投票に行きましょうと呼びかけることなんだと思う。しかしながら、その人がどの党投票するかは矯正できるものではない。その部分は個人の自由だ。ということでこういう書き方になったんだろうと推察する。

それぞれの人がどの党に投票するかは、その人の自由です。各党が何を目指すのかに耳を傾け、選んでいただければ良いと思います。最悪なのは「投票しない」ことにより、安倍首相に免罪符を与えることです。

この行まで読んだ人なら投票して、安倍首相に免罪符を与えることにはならないと考えてのことかな。ただ、自民党に入れれば免罪符になるよね(笑)

部分部分で異なることはあるものの、投票に行くべきという意見は一致。投票に行くということは国の行く末を考えるきっかけになるし、投票者が洗練されてこそ、選挙は洗練されるものだと思う。

演説会は議論の場なのかどうか

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記事の主体者の意見も反映されているので興味深い分析ではあるが、いくつか疑問もある。

dot.asahi.com

まず、演説とは何か。だ。

批判者の声に耳を傾けない街頭演説会には、国会での野党からの批判にまともに受け答えをしない総理の政治姿勢が反映されているように思う。安倍総理は、つくば駅前での演説の中で、「しっかりと愚直に、誠実に」政策を訴えていきたいと述べていた。しかし残念ながら、安倍総理の対応を見る限り、誠実さなど微塵も感じない。国会からも逃げ、国民の声からも逃げる、そんな人間に政権を担う資格があるとは到底、思えない。 

 公開討論会ではなくて演説なわけだから、批判者の声に耳を傾けるべきかどうかというのは一つある。国会で野党からの批判にまともに受け答えをしないというのは良くない。国会は議論の場であるし、審議の場である。法律を決める上でそれは避けて通れない。

しかしながら、街頭の演説会で批判に対して耳を傾けていたら、主張すら聞けなくなりそうなもんだけど。

公開討論会、ネット討論会、この辺を活用するべきなんだろうと思う。

一般人が国会議員に自分の意見を届ける方法というのがそれほどあるわけではないということなのだろうけど、やじを飛ばす人も方法を間違っていると思われる。

演説は一方通行だから、演説者の意見を聞く場になる。質疑応答時間があればその時間を活用するべきだけど、街頭演説ではそうはいかない。

プラカードや、やじをする人はこういう人もいるよというアピール以上でも以下でもないので街頭演説会で意見がどうのこうのというのは間違いだと思う。なので、公開討論にしかも質疑応答を混ぜたものをやるのがいいのではないだろうか。

総理は演説の終盤で、有効求人倍率などの数字を挙げながら、「自分の努力で未来をつかめる、まっとうな状況」を作ることができたと自公政権の実績を強調していた。しかしその一方で、実質賃金が下がり続けている状況については、全く触れなかった。今回の演説に限らず、総理は実質賃金の問題には言及したがらない。私たちの暮らし向きが苦しくなりつつあることには、ほとんど関心がないらしい。

この指摘はその通りなんだけど、実質賃金が下がっていることを分析してその内容を報告して道筋を示す。これはじっくりと別の場でやってほしいな。

アメリカみたいな会場での演説会みたいなものをやってその内容を報道するというのがいいのではないだろうか。

というのも、街頭演説会は、候補者の応援という側面と自分の主張、しかも限られた時間なので、どうしても主張は簡単になるはず。要するにキーワードのみの抜粋になるわけだ。したがって、じっくりと主張のできる演説会を報道するというのがいいのかなと考える。これはどの政党も同じ。候補者の演説放送って言う手段があるけど、街頭演説のありかたを変える時期には来てるかなと。

ネット討論会とか新しくもないけど、試みとしてはいいと思う。

「リベラル」「保守」の定義

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これはもっと広めるべき。それぞれの立ち位置を明らかにする上で、言葉の意味というのはとても大切。リベラル、保守の定義がいかなるものか。ということ。

リベラルとは

多様性を認めて、社会的な平等を一定程度の幅で確保するために、政治行政が役割を果たすという考え方です。これは、かつての自民党そのものです。だから、保守とリベラルは対立しないんですよ。

保守とは

歴史と伝統を重んじて急激な変化を求めない。積み重ねた物を大事に、ちょっとずつ世の中を良くしていく考え方ですよね。

枝野代表の定義なので、あくまで一般的なものではない。本人も述べているように、それぞれの人がそれぞれの文脈で使っている言葉が保守でありリベラル。

考え方と枝野代表は述べているけど、保守に関してはもう少し、方法論とか手続き論というニュアンスがあるのではないだろうか。

何かやろうとしたときに、「歴史と伝統を重んじて急激な変化を求めない」姿勢なのだから、まず、既存の方法を活かす方法を考える。あるいはどうやって修正するかを考える。ただ、ここでのバズワードは「歴史と伝統」。何を持って歴史というか、何をもって伝統というか。これが統一認識にならない限り、「保守」という言葉は当然定まらない。

枝野代表の下の考え方は素晴らしいと思う。当然政権担当していなければいろいろな物事は決められない。したがって、自分たちが政権を取ったときに後何年と言うかたちを常に示しておくということ。

2030年までに政権を取れなければ、「2030年までに原発ゼロ」なんてできないんですよ。なのに、年限を入れようとするような欺瞞的な態度は、僕は取らない。

その代わりに「やらなきゃいけないことは、これだけあります。それをやろうとすれば、これだけ時間がかかります」という工程表を作ります。そのことで「あいつらに政権を任せれば何年くらいで原発ゼロが宣言できるのかな」というのが分かる。これがリアリズムです。

今回の旧民進党の騒動。結果的に見ればよかったかと思う。ただ、ここで初めてリベラルや保守という考え方が表に出た気もする。政党としての考え方。

キーワードではなくて判断基準。政策はそれに基づくはずなので、その部分をぜひ明らかにしていって欲しい。

自衛隊の憲法改正に関するアンケート結果に関して

憲法改正に賛成するかという問いに対する賛成か反対かはそのままだけど、憲法を改正して自衛隊を明記するかどうかというアンケートに関しては憲法に改正することに対して反対と自衛隊を明記すことに対して反対と2つのパターンが考えられる。

 

根本的に護憲派という人がいた場合、この反対には自衛隊に関しない部分でも反対になる。憲法の改正には賛成だが、自衛隊には反対という人もどちらもそうなる。

 

当然、聞かれてる内容に対して賛成か反対かということは述べられているので、したがって憲法を改正して自衛隊を明記することに関してのアンケート結果としては意味がある。現状の意見を見るという点では意味があるが、このアンケート結果から今後どうなるかという部分を読み解くには少々困難。

 

そもそもの護憲派の人には自衛隊明記がなぜ必要なのかという点は議論の本質ではないし、その人に対しては憲法改正の是非を問う必要がある。自衛隊の明記に反対という人に対しては自衛隊を明記するべきかどうかという点が議論の争点になる。

 

したがって、このアンケートをもとに議論をしようとした場合、反対派がどのスタンス化を理解することが大切。

 

 

シャイニングマンデー(仮称)!

働き方改革という点で見ると面白いけども・・・

news.careerconnection.jp

月曜の午前休を提唱するっていう。月曜の午前休って、一週間のうちで月曜が忙しいって人も結構多いんじゃないかな?

恩恵に預かれない人も多そう。

指摘されているように有給休暇の完全取得を義務付けるとかのほうが効果性は高いと思う。消費を伸ばすという観点だと、たしかに、日曜の夜まで出かけやすくなるので、ありだとは思うけどね。

制度にはならないだろうし、ってことは企業努力なはず。であれば有給休暇の完全取得と休日の分散って方が効果は良さそう。