人格攻撃という問題 2017/05/09
パブロフの犬とかの基本的な心理学を知っている人なら楽しめるし考えさせられる記事。
特定の政党を応援するとかしないとかではなく、なぜ今のような分布になっているかの分析。しかしながら、こうやって考えてみると民進党に限らず野党は苦しいなと思わざるを得ない。
要するに大衆の目にかかるようになる = ニュースで報道される という風に考えると、「人格攻撃」によるところが目につきやすいし、端的な話でタイトルにしやすい。
「蓮舫議員 〇〇大臣を猛追」
こんな見出しはわかりやすい。で、ニュースでダイジェストを流すときにも誰かを猛追しているところは切り取りやすいわkだ。
また、様々な論理的なポイントをまとめようと思うと結構長いニュースになるので、その日の「出来事」を端的に「わかりやすく」すれば結果的に見どころが多いかどうかがポイントになるのは仕方ない。
でもそれは、内容ではなくて印象というお話。法案の「真」「偽」と「善」「悪」はちがうよという指摘も当たり前なのだけど、なかなか良くまとまっていると思う。
もっとも政権側の自民党もこのあたりはきちんとしないとけない部分だし、行政側としての「真」「偽」は明らかにしないとおかしなことになる。そして法案がきちんと「真」「偽」に基づいて定められることを望む次第。
基本から考え直すと、法律は立法である国会の真偽に基づくところなので、国会では法律の論拠を正すべきということになる。
法律には目的があって、その目的を達成するために法律を制定するのだから、目的をきちんと明らかにして、それにそっているかどうかを審議する。
今村元復興相の発言とか柳田元法相の発言とか、その職務における適正を象徴するような失言は擁護しようがないけど、いろいろな事象に対する意見はあって良いと思う。
クレジットカードを紛失しても冷静に 2017/05/05
クレジットカードを落としたときにはきちんとした対応が必要。なくした本人が言うのだから間違いない。
下記のサイトが良くまとまっているので、もしクレジットカードをなくした場合で、ココに行き着いなたら是非下を参照して欲しい。
だが、まずすべきことは落ち着くこと。焦る気持ちはわかるが落ち着いて行動することが寛容。
簡単に手順をまとめておく。想定しているのはSuicaやPASMOと一体型でかつオートチャージ機能を持っているクレジットカードをなくしたとき。
1.無くした事に気づいたらすぐに状況を確認すること。
なくしているものは何か。財布ごとなのか、カードだけなのか。そしてカードをなくした状況はどのようなものなのか。
もし、知人の家に無くしたなどであれば探してもらったほうが良い。しかしながら、コレを読んでいるということはそうではないということだろうから、危害の分析をまず行う。
2.クレジットカード機能を停止すること。
クレジットカード機能は一気に多額の仕様が可能。したがって、それを防ぐためにクレジット機能を止めてしまう。再発行費用が1000円程度かかるが、戸惑ってはいけない。
これは電鉄側の機能なので、最寄りの駅の事務所にすぐに行って機能を止めることが必要。見つかっても見つからなくても再発行になるので、500円が取られるが、これも戸惑ってはいけない。クレジットカードを先に電話で止めていればおそらく、カスタマーサービスの人がその点は教えてくれるだろうが、面倒臭がらず聞く事。
4.警察へ遺失物届を出すこと。
交番に行けば一緒に作成してくれるので、きちんと行うことが大切。
さて、上記が手順。ここまで終われば安全というわけではないが、一通りできることはやったという感じ。
クレジットカードをなくすというのは結構な一大事。悪用されないようにするのは落とし主の大切な作業。身を守るということはぜひともやってもらいたい。
常勤作業は、危害を最小限にするために行っていることだが、実際にどの程度問題が起きる可能性があるかどうかを考えておきたい。
クレジットカードとPASMOは分けて考えたほうがいい。
PASMOは電子マネーなので、基本的には入金されている分がリスクになる。5000円入っていれば5000円の損失となる。しかしながら、今は優秀で、PASMOの金額を申請した時点で使用停止にできる。
PASMOのなかの金額の確認は駅の券売機で確認できるし、いくら入っているかは見れる。今時、駅チカのスーパーやコンビニなんかだと電子マネーを使用できるので入っている金額はほぼスルーで使用可能と思ったほうがいい。電子マネーはお金とおんなじように使えるので、現金をなくしたと思ったほうがいい。
しかしながら、電子マネーは入金限界があるので、損失も限定的。ところがこれはオートチャージ機能があると話が別。クイックチャージとかオートチャージを利用すれば時間次第ではあるが、結構行ける。なのでいかに早くPASMOの機能を止めるかがキーとなる。
クレジットカードは早く止めないといけない。サインであったり暗証番号であったりといろいろあるけど、暗証番号である必要はないので、サインを真似られてしまえば悪用されかねない。クレジットの場合だと悪用されたということがわかっていれば支払いをしないということもあるので、そのへんはきちんとしておこう。ただし、確実なのは止めることだ。
憲法記念日も過ぎたので・・・ 2017/05/04
GW初日の憲法記念日も過ぎたので、チョットまとめ。
ずっと疑問なんだけど、なんでほとんどのニュースは「安倍首相」がビデオメッセージを送ったって見出しにするんだろう。「安倍総裁」じゃないのか。わかりやすさを優先して安倍首相って言葉を使っているんだろうけど、それって変な気もする。それこそ憲法で規定されている憲法改正の手順は96条による。
政権って関係ないんですけど・・・・
議院内閣制の弊害なのかね。行政府の長である内閣総理大臣は憲法改正にはからまない。なぜなら国会の発議によるものであり、立法府たる国会の最重要事項なわけだ。
安倍政権下での憲法改正に反対という調査には笑った。政権が関係ないことはさておいて、国民投票があるやんけって言う部分は無視かいな(笑)
それとも「安倍政権」は強硬すぎて国民の思想に影響を与えるってことかな??
そんなこと言い出したらどの時代でも誰かの政権なわけで無理な気がするんだが・・・
あと上の記事で面白いのが「教育無償化に関しては「法律で実施できるので改憲の必要はない」が60%だった。」という一文。コレを答えた人がどのような人かはわからないけど、「法律で実施できる」というのと「憲法に書かれている」は違う。
実施するために法律を規定するということと、国家として教育は無償で提供するものだっていうあり方の話だから。これも70年間憲法が変わらなかった事による弊害なのかね。そもそも憲法ってなんなのって言う議論がそもそも行われていなかったと。
政治学者の見解と泥沼化
これはフォローなのか意見を述べただけなのか。
神田大介氏は、おちょくるつもりも揶揄するつもりもなかったと自分のツイートで述べているし、本当かどうかは別にして、安倍首相を心配する心からのツイートだったと記載されている。
山口二郎氏と弁護士神原元氏、このふたりとも、その後の成り行きをどう見ているのか。
この程度で削除するべきでない。権力者は揶揄されて当たり前だ。→安倍首相を「揶揄」、朝日新聞支局長が投稿削除 https://t.co/PrVoB04INZ
— 弁護士神原元 (@kambara7) 2017年2月13日
明らかにこのツイートはニュースで判断しているよね。実際問題神田大介氏は、揶揄するつもりなどまったくなかったと明記しているのに。つまり、完全に踊った形。
すべきでないと言っているものの、その判断基準は存在せず、単に主張だけが残った形。そして、山口二郎氏はそれに脊髄反射した形。
すでにいろんな批判のリツイートがあったから流石に本人も気づいたとは思うけど、いろいろな方面に歪みのある一見でしたねー。
中古マンションで生活してみようと思う 2017-01-02
一人暮らしを始めてからはほとんど賃貸生活なので賃貸生活が長いのだが、マンションを購入してみようと2017年初頭に考えた。
ポイントとしては、ランニングコストとしては金利が安い今、同じ部屋サイズで比べるとそれほど変わらないこと。手続き、固定資産税の支払いなどなど結構面倒なことが多いのも事実であるが、部屋の設備なんかを色々と鑑みると結構中古マンションがいいかも。
問題点としてはそこにずっと住むのではないということ。そこにずっと住むのであれば多少のダメージは許容できるが、それを転売することを考えるとどうにもこうにも利益を考えないといけない。すくなくともプラスマイナスゼロ。
購入価格 ー 生活していた期間の費用 < 売却価格
最低でもこのラインを目指したい。
とはいっても住みやすい家と売れやすい家は違うのでその部分は考える必要がある。
危険ドラッグ 標語 2016/08/21
薬物乱用防止の標語の「ダメ。ゼッタイ。」はとても標語としてのインパクトも大きく、分かりやすかった。
平成26年公募の危険ドラッグの標語が横断幕で表記されているのをみて、そんなのがあったのかと始めて知った今日このごろ。
横断幕で見たのは「危険ドラッグ 売らない 買わない 使わない」
この標語を見た時の感想は他の標語に比べて”異質”であるということ。
それはこの標語だけ、”売る”ことに言及しているからだ。というのも、一般的な風邪薬などの大衆薬しか知らない人間としては「買う=使う」という公式が成り立つ。通常の意識としては薬というものは買って、使うものなのだと思っている。
大賞 「乱用は 脳も未来も 破壊する」
優秀賞「大切なのは、薬物ですか? 未来ですか?」
優秀賞「ドラッグに入り口あれど、出口なし」
佳作「県民で 心を一つに NOドラッグ」
佳作「手を出すな 一瞬天国 一生地獄」
佳作「危険ドラッグ 売らない 買わない 使わない」
上記受賞作の中でやはり、「売る」という行為にフォーカスを当てているのはこの標語だけなのだ。
最初に見た時には売る人間はそもそも、違法なものを取り扱っているので当たり前でこのようなスローガンをもって啓蒙されるような人間ではないと考えていた。確かに麻薬・覚せい剤と呼ばれる部類はそうなのだろう。
だが、危険ドラッグという内容に関しては脱法ハーブをはじめとして、「手軽」であるという指摘がある。手軽であるということで流通が発生する可能性があるのだ。使うという部分は本人の人生の破滅を持って精算されるのだが、売るという行為に関しては他者の破滅を誘発する。自己責任という言葉で片付けられる範囲を超越し、破滅の連鎖を招くから「売らない」ことがまず最初なのだろう。
勝手な解釈かも知れないが、自分が取り返しのつかない状態になって後悔するということと、他人を取り返しの付かない状態へと追い込んでしまうことの危険性を指摘したこの標語は最初見た時には違和感を感じたが、よくよく考えてみるととても理にかなっていると思う。