さいとうこうたろう物語

ノマドワークに憧れるサラリーマン。新しい働き方に興味津々。

カーシェアリング戦国時代 勝ち残るのは誰だ? 2016/03/05

はいさーい!

キッチンのシンクの水道の蛇口をかえて、広くなった気がしてごきげんなKotaroです☆

www.nikkei.com

交通エコロジー・モビリティ財団なるものがあることははじめて知ったことからはじまったこのニュース。カーシェアリングはその必要性から伸びるだろうとはちらちら思っていて自分でもTimesのカーシェアリングの活用をさせてもらっているが、それでもいざ会員数を数字としてみるとそれほどか~と思ってしまう。

京都市部では車の本体代もさることながら駐車場代金が高く、さらに公共交通機関が発達しているので、車を所有するメリットがあまりない。あまりないのだが、車があることの便利さは確かに存在する。ちょっと大きな買い物や、子どもの送り迎えなど、持って帰ったり、手がふさがると困るような状況では車の積載能力は頼もしくある。

そんな市場の成長しているカーシェアリング業界もある程度拡張しているため、当然の事ながら各事業者がいろいろなサービスに乗り出している。

が、個人的にはカーシェアに関してはシェアという観点で考えると早い者勝ちであると思う。

もちろん、場所によっては固定の客がつき、利用度が高く回転率が高いということもあげられるだろう。カーシェアが会員制であることを考えてみても、リピーターが主たるユーザーであることを考えれば、後発でもリピーターのつけ具合によっては勝ち目はある。確かに、カーシェアのできる駐車場の付近に自転車を止めれるようにするという工夫はありがたいし、その他にもいろいろと考えられていると思う。

だが、カーシェアが最大の効果を発揮するのはやはり家から近いということだと思う。たとえ自家用車でも、家から1キロあるかないと行けない場所であれば利用度は下がるだろう。カーシェアのステーションが自分の活動拠点に近いということは非常に有利なんだと思う。

なので、カーシェアの認知度が上がってきたうえで、自分の近くにそういえばそんなものがあったんだ!って言う状況になると利用者が増えるだろう。現在すでに会員である私としては、会員が増えることによって利用したい時に利用できる率が下がるのは少々悲しいが、カーシェアリングのあり方自体は好きなので、広まって欲しいとも思う。

カーシェアは目につくこと、近くにステーションがあること。これらが満たされれば借り手はつくのだと思う。

後発としてオリックス系が法人向けに注力するというのは良い着眼点であると思う。一定数の潜在的利用者を確保でき、経費を抑えられるというのは会社としてもありがたいし、業態によってはちょっとした運転に必要ということで車を所有するのはなかなか大変だろう。法人向けであれば問題は利用したい時に利用できるか?という観点になってくるだろう。大切なタイミングで移動手段がないというのは個人であれば我慢できることではあるが、会社でそれはなかなかしにくいだろう。そうなれば社用車を確保して行くという形になってしまうか。

この辺りのバランスをいかに上手く撮るかということは実績ある事業者が考えているから、その状況を見るのが楽しみではあるが、上手くカーシェアを活用し、都会の駐車場事情が緩和されれば生活者として利便性が向上するので、ぜひとも広まってくれることを願う。

試される大地で試される、糞尿からの発電・・・ 2016/03/04

はいさい!!

大量生産大量消費の時代ではなくなったと言われるようになって久しい、世界的にリソースが限られていく中、無駄をなくすという技術はある種将来へ向けて嘱望されている技術であるといえる。

agrifood.jp

北海道の調査会社が主体となってバイオガス発電の普及を促進させる動きが、北の大地で指導しだした。

再生エネルギーに知識のある人間が、結集して再生エネルギーを推進する。それだけではなくて、それが畜産業などに恩恵を与える。この還元的な形は今後推進されていくとは思うが、ぜひともさきがけとなってもらいたい。

春から電力の自由化も有り、動きとしては加速しやすい流れはできているが、障害も大きい。この発電施設、設備投資が大きい。当たり前といえば当たり前だが、電気というのは生活を営む上で必須だ。したがって長期に渡り、安定して供給できるのであれば、最終的な回収は不可能ではないだろう。だが、利益が出ないような発電の方法であればいつまでたってもプラスにはならない。個人的にこの事業に期待しているのはこの会社が電気による利益だけでなく、それに付随するものも有効活用しようとしている点だ。

おそらく原子力発電の、核廃棄物のような、発電に使った後、処理に困るものが民間でどんどんと出されていってはそれは大きな問題となる。本来であれば廃棄するものから、電気を取り出し、消化液を取り出し、戻し堆肥を取り出しと、世の中に役に立つ物を生産する。

まるで自然界の循環のようであり、人間社会の中で不要なものを循環させ、利益をうむ。たとえ利益が出ないとしても、社会の潤滑油になれば地方自治体としてやる価値はあるだろう。

採算性が取れるのであれば民間でにない、プラスマイナスゼロであるのなら自治体で社会の循環液とする。もちろんマイナスにならないことが前提だが、本来廃棄されるようなものが、上手に活用できるようになれば世間にとってマイナスではないはず。

もっとこういう企業は応援されるべきだし、電力が自由化されればこういったことに取り組んでいる電力を扱う小売事業者です!ってのをアピールしてくれてもいい気がするな。

もちろん、安定した量の電気を確保する上で、上記のような発電方法は安定に欠けるということは理解している。だが、畜産業とある程度セットでできることなので、小型化、生産能力の向上、発電施設を安くすること。これらがどんどん進歩していけば、いずれ再生エネルギーで生活の一部を賄うということも不可能ではないだろうな。

農水産物の輸出がより早くなり、早くするための方式は効果的かも! 2016/03/03

はいさい。

農林水産省と卸売市場が連携して迅速な検疫通関を行えるようになるとかならないとか。

www.nikkei.com

これは正直素晴らしいと思う。卸売市場は市場外の流通が増えたので、流通量が減ったとはいえ、今でもたくさんの野菜が集まる。特に中央卸売市場ではかなりの物流を誇るので、そこが輸出への拠点となるのは極めて効率的だといえる。

国内向けへも、国外向けへも同じ配送で輸送でき、まとまったもの運送ができるので、配送効率配送費の低減にもなる。また、事務処理を代行してくれる業者が集中していることにより、効率的な事務作業も行えるし、事務員のレベルが向上すれば処理にかかる時間も少なくなるだろう。

国産の野菜の流通で、スーパーなどの店頭では鮮度を謳うPOPなどがよく見られる。野菜などは一部のものを除き、収穫した瞬間に劣化が始まる。本当においしい野菜や果物を届けようと思ったらスピードにかなり気を使わないといけないのだ。

もちろん、リンゴやキウイのように、長期間保存の効く果実もある。が、葉物やとうもろこしのような収穫直後と時間が経過した後では極端に味の違うものをおいしい状態で海外へ届けることができれば素晴らしい。

輸送技術、温度コントロールなど、空気の組成のコントロールなどのようにさまざまな輸送技術の進歩には眼を見張るものがある。が、やはり収穫からの時間というものは一つの重要な存在として無視できない。実際の物の動きをいかにスムーズにするか、本当に必要な検査とは何か。それを見直すいい機会であろう。

検疫や通関の業務というのは必ず必要なものだ。他国に輸出する以上、その国に迷惑をかける訳にはいかないし、将来の禍根を残す訳にはいかない。なので、その部分は厳密にお願いしたいが、本当に美味しいものを海外へと届けていくためにはやはり物流の最適化、ボトルネックの排除を官民連携しながら実際に行っていくことが大切!

この試みにより、日本の農水産物が美味しいということが認知されることを願うばかりである。

帳簿の自動化処理は個人にこそ優しいのでは?? 2016/03/02

はいさい!!

確定申告といえば弥生って言うくらい有名な会計ソフトウェアの弥生が、企業の請求書に基づく出入金を帳簿上で自動処理するサービスを出すのだそうな。ソフト開発会社を買収し、会計ソフトとの統合を目指すということらしい。

請求書の情報を入力するという作業は単純作業でありながら、会社の成績評価に繋がるものであり、何より間違っていたら虚偽や詐欺の疑いをかけられるのでなかなかにして煩わしい作業である。正確性と同時に速さなどが要求される。

自動で取り込んでくれるということは非常にありがたいだろう。どうしても中小企業などでは取引先の形の請求書を自分たちの会計システム合わせるというような形になるので、人手が必要になってしまう。

ましてやこれからは請求書上の消費税が軽減税率などの2段階税率があったり手間が増えていく方向性だから、こういった作業を減らしてくれるのはありがたい。

さて、このシステム。ぜひとも個人事業主向けのサービスでもどんどん導入していってほしい。会社としては個人事業主相手ではなかなか利益が出ないから、中小企業である程度稼いだ後に個人向けに請求書や経費処理などの半自動化を強力に進めてもらえればと思う。

OCRソフトウェアで領収書を読み込むようなサービス。交通費の簡易処理ができるようなアプリなどが世の中に結構溢れ出てきているので、ここは更に突っ込んだサービスができることを期待している。

会計処理というのは無くてはならない処理で正確性を求められるが、それでいて生産性があるわけではないので、利便性が上がることは非常に望ましい。個人事業の方や、企業が自分たちのサービスにより集中できるようなこういったシステムはぜひともより良いものを作っていって欲しいと思わずにはいられない。

日暮里舎人ライナーの早起きキャンペーンは果たして?? 2016/03/01

はいさい!

東京の通勤ラッシュ時の電車の混み具合は殺人的ではあるが、それを緩和する方法とはなんであろうか?

個人的にはフレックスタイム制度というのが出てきた時、これにより電車の混み具合が少しは緩和される!と期待したものだ。そして、自宅勤務という考え方が生まれた時もまたそう思って期待した。

少しは緩和されたのであろう。だけど未だ朝のラッシュ時間には人の壁の中に立つ必要があり、企業戦士は朝から疲れを感じざるを得ないだろう。そういう事情はわかっているだろうし、そういった生活をしている人はそういった選択をしたのだと言われればそれまでだが、満員になるほどの人が同様の行動をしているのであるから、この各人がより快適な生活をできることができれば世の中の生産性は向上するのではないかと密かに思っている。

さて、そこでこの日暮里舎人ライナーのキャンペーンだ。

www.metro.tokyo.jp

個人的には日暮里舎人ライナーの混雑が緩和されれば、そこからの乗り継ぎに使われる山手線、京浜東北線などにも影響が出るので、そういった意味で恩恵が大きいのだと思う。

さて、この早起きキャンペーン。平日午前6時から7時台に乗車した人に抽選券が与えられるというもの。個人的にはこれが自分の沿線なら参加する。というのも普段から割りと早めに家を出ているからだ。しかしながら、日経新聞の記事を読むと出勤を30分早めた、20分早めたというのだ。そのぐらいの早め方ならいっそ1時間位早めることによって生活をおもいっきり変えてみるのがいいのではないかと思う。

確かに朝早く起きるのは辛いが、会社に20分早く着いたとしても私としては無為に使うことが想像に難くない。

もちろん、20分という時間でも机の掃除など、有用なことができるという方もいるだろう。なるほどそれも事実ではあるが、私はいっそ1時間早く着いて本を読むなどの朝活に時間を費やすのもいいのでは・・と思う。

というのも、会社で勉強すれば空調は聞いているはずだし福利厚生で飲み物などもあったりするだろう。そういった環境を利用して自分を高めることができればいいのでは??と思う。

さらに環境が許すのであれば、チームで早く出勤して、早朝ミーティングなどを毎日ではなく行えるならそれはそれで意義が深いと思う。フレックスな勤務時間が実行できるのであれば・・・だが。

さてさて、こう行ったキャンペーンだが、自分に有意義だと思ったら踊る阿呆と見る阿呆とばかりに、実際にのせられてみるのがいいと思う。

というのも習慣をかえるのに他力を借りることによって変えて新しい境地を開くことができるのだろうから。

早起きのような生活習慣を変えるということは特にこういった自己完結だけではない動機がある方が続けられるのだと思う。

交通機関の緩和という観点では、都心を外した箇所に本社を持つ企業がどんどん増えていってくれれば自動的にそうなっていくものかと思う。

移動時間という無駄な時間を考えると都心にオフィスを持つほうが良いのかもしれないが、移動時間がそれほどない業務などはいっそのこと都心を少々離れた場所にしてしまい、いっそ都心を支部という形にしてしまえば人の流れとか疲れなんかも結構増しになるのではないだろうか。

とはいってもこれはあくまで企業の選択であるから強制はできないだろうけど。でもでも本社なんてただ作業をするだけなら高い家賃を払う程でもないから、そういった選択もありだと思う。

国交省が空き家対策で空き家を順公営住宅にするって 2016/02/29

はいさい〜〜

国土交通省が空き家対策として公営住宅に準じる住宅として家賃補助などを出し、子育て世代など生活負担が大きい世帯に貸し出すとのこと。

この制度自体は空き家対策にもなるし、福祉にもなるから有用に有効に活用されて欲しいと思うが、実際にこれが実施されると空き家対策にはなるが住宅の供給状況のアンバランスさを先送りすることにならないか。

www.nikkei.com

公営住宅の収入基準は自治体によって定められているが、現状は月15万8千円程度の収入の方々が入居されることが多いそうな。この準公営住宅は子育て世代の支援ということで月25万9千円程度までを見込むと。

公営住宅はもともと利益を出すために設定されている家賃の賃貸に住まうわけであるので家賃補助が出るというような形だろう。記事を読む限りであれば

さて、子育て世代には実にありがたい制度であると思う。月25万円の収入であれば、20代の夫婦などには恩恵が大きいであろう。そして、家族が相撲というサイズの家の家賃であるのだから10万円程度にはなるんではないかな。それが安くなればそれなりの恩恵があると思う。滞納対策も一応考えているみたいで、滞納が続くようであれば退去を求めると。しかしながら退去はなかなか勧告だけでは難しいだろうなと思う。そもそも、自分が滞納しているのがわからないわけはないので、そうなってきている状況でどうにかしないと・・・ってなってないとなかなか先はない。

政府としても予算がないので苦肉の策といったところか。家賃問題の最大の焦点は個人的には供給過多の住宅事情と、整理の進まない状況だと思うんだよな。そこが解決しないと空き家は増えて行くだろうし、対策によって本来の需要も埋められてしまう。まー供給者としては国が保証してくれるわけだから、どちらのバージョンで入っても問題ないか。一応省エネ性や遮音性など、国の指針もアプライされるわけであるので住宅事情の進歩という観点でも良くなるのかな。

家賃問題の解決点は区画整理と供給過多の住宅の整理であるというのはそもそも論として解決を目指す方法であると思うが、現状を無視ししてこのことばかりをいうのも詮なきだろう。

空き家対策の行政側の観点としては安全性と老朽化(メンテナンス)の問題か。治安の悪化なんかは問題が大きいよね。ただし、供給と需要の問題は民間の問題なので行政的には関与せずでいいでないかな。記事にもカイてあるとおり民業圧迫になるのは良くないよね。

一つの起爆剤として運用されるのであればそれは素晴らしいが、空回りしては意味が無いし。ただ、これをチャンスと捉えて動き出している人はうまくいくのかもしれないな。

豊島区の公共事業 空き家を再生するという構想 2016/02/28

はいさい!!

豊島区が今年の1月に出した「豊島区リノベーションまちづくり構想」について考えてみる。

リノベーションまちづくり|豊島区公式ホームページ

そして3月にリノベーションスクールが開催されるそうな。プログラムもあり、1日あたりの参加費用が3000円と結構安上がりな気がするな。もちろん受講だけではなく、最終日にはプレゼンテーションをして事業提案をするというもの。区としては有効活用してもらうのが最終目的であるから、講座料金自体は安くして経費を和らげるということか。

試みとしては面白いと思う。そして、事業として考えている人が活躍できるのであればこれはどんどんするべきだと思う。が、少々難点なのが、事業として考えた場合に、豊島区の空き家問うものがどれほど有益に働くかという点だ。

豊島区自体は池袋駅を中心とする町で環境としては悪くはないが、空き家となっている環境をいかに上手く使えるかが問題になる。

事業として考えた時に環境が問題になるわけだ。もともとある建屋を上手く使うという方法もいい方法だと思うが、商売をしようと考えるとやはり周囲の状況というのがものを言う。大学も多いので大学生に受けるような店を大学の近くに出すといったような、簡易的に思いつくようなものではおそらく実行されているだろうし、そもそもそういった環境の場所は空き家にならんか。

外国人向けのゲストハウスなんかはいいだろうなーとは思うけど、カフェはオープン当初はいいだろうけど、しばらくして事業として継続できるかどうかってのは結構な難問かもと思ってしまう。

そもそも、どういう家が空き家になっているのかがわかっていなので、何が適しているのかというのは考えにくいか・・・

事業家の人達に聞いてみたいが、事業から構想してそれに適した場所を探すのか、場所を見つけてから事業を構築するのか。場所に最適な事業を見つけられればそれは素晴らしい。だけど、それが成功する確率ってのはどの程度なんだろうか。

個人的には事業家には頑張って欲しい、そして何よりも成功してほしい。本気で成功するためには事業家の努力次第なんだろうが、講座としてやる以上はかなり綿密なサポートが必要なのでは??と考える。

土地を買収して、区画整理して事業地域として集約してしまうべきだと言ってしまえば簡単なのだろうけど、空き家という負債をいかにして有効活用するかという前提がある以上、あるものを使うということは絶対だ。適材適所な事業が立案されると区のサポートがあるからきっと成功するだろうなと思う。

区としても状況を公表していくだろうから、ぜひぜひ続きを追いかけて行きたい。